■風俗情報:良からぬ業者も存在しているのは確かです


■風俗情報:良からぬ業者も存在しているのは確かですブログ:15/05/03


わたくしは、農家の三女として生まれた。
親はさぞかし男の子を期待していたことだろう。

農家の嫁でありながら、男の子を産めなかったお母さん。
わたくしが、もし男だったなら、
お母さんにはもう少し明るい人生があったかもしれない…

物心ついた頃から、わたくしは祖母のそばにいた。
祖母はいつもお母さんの悪口を言っていた。
幼い頃から聞かされていたので、わたくしもお母さんがきらいだった。
汚い、臭い、気がきかない…そういった言葉だった。

わたくしが小学生の時、学校からの帰り道、
今にも大雨が降り出しそうな午後だった。

遠くに人影が見えた時、嫌な予感がした。
だんだん近づいて来る…
やはりお母さんだった。

「わあい、お母さんだ」
喜んでかけ寄り、かさを受け取る…
それが普通の子どもの姿だろう。

「はい、かさ!」
わたくしは、無言でお母さんからかさを受け取った。

お母さんは、姉貴たちのかさも用意していて
わたくしとは反対の方向の学校へ向かっていった。

そのことがわたくしにはせめてもの救いだった。
お母さんと並んで歩いて帰るなど、ぜったいに嫌だったのだ。

「今の人、お母さん?」
友達が聞く。
「うん」
わたくしは、それ以上何も言いたくなかった。

もんぺ姿のお母さんを友達に見られたことが、
ずっしりと重くのしかかっていた。
お母さんはいつももんぺをはいて、汚ない格好をしていた。

お母さんはおしゃれな服など一枚も持っていなかった。
服を買うためのお金がないことも、
わたくしは子どもながらに知っていた。

わたくしが目覚めた時、お母さんはすでにもんぺ姿である。
わたくしが眠りにつく時、お母さんはまだもんぺ姿である。
もしかしたら、寝る時も、
もんぺをはいているのではないかと疑ったこともある。

お母さんのもんぺは、赤い模様があったが、
色あせて疲れているようだった。



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